月塞がり

サークル LoastedSeaweed

『魔女っこ姉妹のヨヨとネネ』スタッフ感謝デーに行きました

こんにちは。

2014年、早々に今年最高のアニメ映画を見たlunaryueです。

 

これです。『魔女っこ姉妹のヨヨとネネ』です。

 

1回目は先週末に、2回目はタイトルのスタッフ感謝デーで見ました。

スタッフ感謝デーには、本編終了後に映画スタッフの皆様がご登壇され、トークショーとグリーティングタイム(握手会)が設けられました。

映画を含め、スタッフさまとお話出来たのはとても素晴らしい体験でした。

忘れないように感想を書き残します。

 

※随所ネタバレ等あるので、ご注意ください。

※特にメモをしておらず記憶に頼って綴るものなので、本記事に記載の内容は公式な見解ではなく、あくまで私個人の所感としてご理解ください。

 

 

 

トークショー

トークショーについてはGIGAZINEの取材が入っており、後日で記事としてまとめられるそうなので少しだけ。

全体的にディープな話題がメインでしたが、いくつか印象的なトピックを。

 

 

 

制作作業の様子について

監督のこだわりが非常に強く、作業序盤はキャラクターデザイン、美術、色彩等ではリテイクが頻発し大変だったそう。(近藤社長・他スタッフ)

 

だけどみなさん文句ひとつ言わずに、本当によくやってくださって……(監督)

 

いや、リテイクが多すぎるって俺のところに電話がきてたんだぞ!?(笑)(近藤社長

 

 

基本的にふわっとしたオーダーにしていたと思う。

レスポンスをもらって相談しながらつくっていった。覚えてるのは、孝洋(主人公の男の子)にタンクトップを着せるかどうかの議論。

キャラデザの柴田さんとそれについて3時間くらい議論したんだよね(笑)

他の女性スタッフの意見をまとめて「やっぱりタンクトップはありえないですよ!」って。男の子らしさがあって良いと思ったんだけど(監督)

 

3時間って……、作業をしろよ(笑)(近藤社長

 

いや、そういうどうでもよいことを詰めていくことで、世界観を作り上げて行くことが良い作品づくりに繋がるんですよ(監督)

 

そんなありがちなオチに持ってっちゃうんだ(笑)(近藤社長

(ここで観客・他スタッフ一同も笑う)

 

 

制作作業中のマインドについて

思い出せば、苦しかったという記憶はあまりないかも。(色彩・千葉さん)

 

作品の世界観もあって楽しんで制作できたように思うし、現場の雰囲気もそうだった。柴田さんが特にみんなでコーヒーを飲みましょうとか、おやつにしましょうとか雰囲気に寄与してくれた。(監督、キャラデザ・柴田さん)

 

(また、観覧者からの「前作の『ギョ』から180度違う明るい作品だが、スタッフのメンタル面は変わる所がありましたか?」という質問に対して)

作品に引っ張られることはよくある。(監督)

 

平尾監督は、『空の境界』の頃は人殺しの目をしていたよね。なにかに取り憑かれてるっていうか……。

いま、会社のスタッフのみんなは監督がこっち側(ヨヨとネネのような明るい作品のこと)に来てくれて良かったって心から思ってるよ(笑)(近藤社長

 

 

グリーティングタイム(握手会)

一人あたり3分ずつくらいはお話できていたかなと思います。

あまりに時間がかかっていたので、一応スタッフの方が「お早めに」と声を掛けられていましたが会話の流れを断ち切るようなものではなく、むしろスタッフさまの方が熱心で積極的で、観覧者の質問以上のお話を返してくださっていました。

とてもよい雰囲気だったと思います。

 

私のした質問とご回答を残しておきます。

 

平尾監督

終盤父親が怪我をしたのは、善意からとは言え騒動を起こした要因に対する、大人向けの話の落とし所——因果応報的な、懲罰の暗喩なのですか?

——それもあるが、その意味では最後巨木を見つめている父親に注目して欲しい。

あれは魔法で生まれた巨木という傷跡が、あの世界にこの先もずっと残ることを意味してる。

 

良かった魔法(ネネ)だけでなく、悪かったものもしっかり残るということ?

——そんな感じかも。

あの怪我も、ラスト(父親が巨木を呆然と眺める)もなければ、きっと観客は彼のことごと、残ってしまった悪い魔法のことも忘れてしまうでしょう? それが嫌だった。

 

 

キャラクターデザイン・柴田さん

あとから原作を読み、ネネの目のぱっちりした雰囲気などがそのままアニメのキャラクターとしてデザインされていたことに驚きました。

——ありがとうございます!

 

 

高橋副監督

パステルタッチな映画なのかな? と思っていたらオープニングのシックな絵本仕掛けで一気に引き込まれました! また映画館で見ます!

——Blu-rayも見てね!

(注:Blu-ray版についてはイベント中の言及はありませんでしたが、期待して良いってことですよね!)

 

 

美術監督・三宅さん

横浜出身なので特有の高台の描写など懐かしかった。途中からシーンが夏になった時は驚きました。

——当初は夏公開予定だったのです。地元の人にそう言ってもらえると嬉しいですね

 

 

色彩設計・千葉さん

夏だけかと思ったところ、冬まで描写されて。

——そうなんです。雪がですね。

でもあのシーンでは異質なはずの雪が、すぐキャラクターが足跡を刻むためのものだとわかって、温かなものに感じられました。あのシーンのコントラストは本当に素晴らしかったです。

——いいですよね!

 

 

記憶している限り、以上です。

冒頭の通り、この記事は私の記憶にのみ基づくもので、公式な見解ではないことを書き添えます。

 

『魔女っ子姉妹のヨヨとネネ』で私は、アニメが改めて好きになりました。

本当に素晴らしい作品なので是非見てください。

 

月末のムック本も内容盛り沢山なので是非読んでくださいねとのことでした。(キャラデザ・柴田さん)

発売日までに、まずはKindle版も出ていた原作を読み進めていこうと思います。 

 

魔女っこ姉妹のヨヨとネネ (ロマンアルバム)

魔女っこ姉妹のヨヨとネネ (ロマンアルバム)